しらみずアーツキャンプ・しらみず野外演劇祭を実現させたい!

過酷な炭鉱労働に関わった人たちの霊を慰め、魅力ある炭鉱の文化や歴史を未来に伝えるための演劇作品を実現させたい!

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ボランティア活動報告②

2019年10月27日

ボランティア活動報告②

前回に引き続き、牛島青(うしじまじょう)くんによる災害ボランティア作業の活動報告を載せさせていただきます。




10月27日。


土日で2日に渡っていわきに行く予定が、一昨日の豪雨で1日のみに。自然のどうにもならなさを感じています。

今回は、知人経由で一人暮らしの方のお手伝いに伺ったのですが、日曜日ということもあり、いわき周辺の方々との、大人数での作業となりました。作業がかなりハードだったので、今日は写真少なめです。

作業は、泥かき、庭の掃除、床板の洗浄など。どれも、肉体労働で、汗がびっちょり。近隣の方から依頼を受け、土のうを運んだり、畳を運んだりもしました。ボランティアセンターに問い合わせても、対応する、と言われてから一週間もたっているとのこと。また、別の方の話では、現在、ボランティア待機戸数は300件ですが、1日に派遣できるのは多くて30件程、もちろん、一回で作業が終わるはずもありません。また、いわきではボランティアがどんどん減っている、作業をしながらも、日常を進めていなければならない、みんなが被災した震災とはまた別の大変さがあるのだ、と話していました。

一昨日の豪雨で、せっかく元どおりになったのに、という家も多く、作業者の中には、どうせまた来るけど、と諦めのような言葉も聞きました。

お別れするとき、依頼者の方が、来てくれてありがとうございます、と何度も頭を下げていたことが印象的でした。

2回目のボランティアで、今回何度も聞いたのは、異常気象、前例の無い、というけれど、これがもう普通になってるんだ、ということ。温暖化の影響も確実にある。何度直してもまた壊される。

やり場のない、ディストピア感を感じます。

こうやってボランティアに何度も行くと、友達や大人やらにお金あるね、とか心無いことも言われます。お金はないし、そういうことではない。

みんなで向き合うべき問題なのに、大変な人たちだけが苦しんでいるのは違うと思う。行かなきゃ行けない理由がある。

それは、行かないとわからない。から、また行くぞ。


※掲載した写真は、住んでいる方に許可を取った上で、プライバシーに配慮して撮影しています。





牛島青(うしじまじょう)
日本大学芸術学部演劇学科演技コース4回生在籍。
2017年8〜9月、Festival Tokyo2016企画、アジアの俳優と一ヶ月間の静岡舞台公演での滞在制作を経て、アジア舞台芸術祭人材育成部門、APAFに俳優として参加。
2018年6月、シビウ国際芸術祭にボランティアスタッフとして参加、VIPの英語、日本語通訳、インタビュー通訳を担当。また、フランスのカンパニーAbysisの作品にも出演。
2018年、「演劇大学連盟Vol.6 方円の恍惚」に出演。中国中央技劇学院との合同製作で、東京芸術劇場シアターイーストで上演。
2018年4月より、情報発信サイト、SAPIENS TODAYのアンバサダーとして、東京芸術祭をはじめとする映画のレッドカーペットイベントに参加。以後、海外アーティストやハリウッド俳優へのインタビュー、通訳などを行なっている。
2019年8月に、石川県能登七尾市での、日本大学芸術学部演劇学科有志による演劇滞在制作企画、「ノトゲキ」の学生代表として、
企画立ち上げに大きく関与。
現在、勉強中の22才。




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