しらみずアーツキャンプ・しらみず野外演劇祭を実現させたい!

過酷な炭鉱労働に関わった人たちの霊を慰め、魅力ある炭鉱の文化や歴史を未来に伝えるための演劇作品を実現させたい!

募集期間終了

ボランティア活動報告①

2019年10月21日

ボランティア活動報告①

こんにちは。しらみず野外演劇祭、作・演出のうちの一人、寺澤亜彩加です。この度は台風19号による被害甚大のため、予定していた演劇祭を延期するという運びとなりました。その後話し合いを進めておりまして、もうしばらくかかるとは思いますが、然るべき形で再設定のご案内をお知らせさせていただければと思っております。

さて、先日、稽古日程として設定されていた日を使って、東京在住の役者たちがいわきに来てくれまして、浜通りの役者も合わせて、みんなで台風被害のあった場所へボランティアに行って来ました。その模様を二週にわたって来てくれた、牛島青(うしじまじょう)くんがまとめてくれました。彼は現在日本大学芸術学部演劇学科演技コース4回生在籍。俳優および通訳として東京芸術祭やシビウ国際演劇祭、東京国際映画祭など国内外で活動するほか、石川県能登七尾市での演劇滞在制作企画「ノトゲキ」学生代表をつとめ、東北にも活動の幅を広げています。いわきでの二度にわたるボランティア作業にあたって、感じたことを素直に描いてくれていますので、ぜひご覧ください。


10月21日。

2日間に渡っていわきへ。台風19号の被害の大きかった平窪地域へ、ボランティアに行きました。

いわきは地域によって被害の程度が大きく異なり、滞在場所から道路一つ跨ぐと断水地域だったり。今回伺った平窪地域は、土砂が1mほども押し寄せ、庭及び一階まで泥まみれ。路肩や近くの公園には、回収の目処が立たないゴミが山積し、酷い匂いをはなっていました。住民の方曰く、トラックを借りようとしても、11月末からしか借りられないそう。

また、活動中、何度もボランティアはどうやったら呼べるのかと聞かれ、情報がまだ混乱しているのを感じました。地域内では300世帯以上がボランティアを必要としているそうなのですが、ボランティアの数は減っているそう。活動時間も1日に五時間ほどと少ないので、まだまだ人手が必要です。どれだけ作業しても減らない土砂に、自然の強さ、すごさを感じました。

活動中、すぐ近くで自衛隊の格好をした窃盗団が捕まったというニュースをきき、怒りも覚えました。本当に恐いのは、人間かもしれません。

それでも、土砂をかきだしたり、ゴミを運んでいると、ご近所の方から労いの言葉やジュースなどもいただいて、人の暖かさも沢山感じました。
あー、重機と中型の免許が欲しい!その前に、コピーロボットが1000台欲しい!
僕一人には限界があります。いわきだけではなく、全国にまだまだ助けを必要としている場所がある。

また、近いうちに行くぞ。

ボランティアに行かれる方は、汚れていい格好の他、針金入りの長靴、マスク、軍手と使い捨てのビニール手袋など最低限の装備は持参が必要です。また、ボランティア保険にも入ることを推奨します。

※掲載した写真は、住んでいる方に許可を取った上で、プライバシーに配慮して撮影しています。



牛島青(うしじまじょう)
日本大学芸術学部演劇学科演技コース4回生在籍。
2017年8〜9月、Festival Tokyo2016企画、アジアの俳優と一ヶ月間の静岡舞台公演での滞在制作を経て、アジア舞台芸術祭人材育成部門、APAFに俳優として参加。
2018年6月、シビウ国際芸術祭にボランティアスタッフとして参加、VIPの英語、日本語通訳、インタビュー通訳を担当。また、フランスのカンパニーAbysisの作品にも出演。
2018年、「演劇大学連盟Vol.6 方円の恍惚」に出演。中国中央技劇学院との合同製作で、東京芸術劇場シアターイーストで上演。
2018年4月より、情報発信サイト、SAPIENS TODAYのアンバサダーとして、東京芸術祭をはじめとする映画のレッドカーペットイベントに参加。以後、海外アーティストやハリウッド俳優へのインタビュー、通訳などを行なっている。
2019年8月に、石川県能登七尾市での、日本大学芸術学部演劇学科有志による演劇滞在制作企画、「ノトゲキ」の学生代表として、
企画立ち上げに大きく関与。
現在、勉強中の22才。






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