ニート・ひきこもりで悩む若者に寄り添う「伴走者」を増やしたい

~ 働きたいと願う若者がやりがいをもって働き、充実した人生を送る社会を目指して ~

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キャリア・デザイナーズの「伴走者」を紹介します(9)

2018年2月16日

キャリア・デザイナーズの「伴走者」を紹介します(9)

(簡単なゲームやレクリエーションを通じて、人と触れ合うことを学んでいます)

ご覧いただきありがとうございます。認定NPO法人キャリア・デザイナーズ理事長の深谷曻です。

私たちの活動内容をより多くの方に親しく知っていただきたく、キャリア・デザイナーズを支える「伴走者」を紹介いたします。9回目は、木曜日「エンカレッジ講座」午後の部でのボランティア講師、宗像真紀子さんを紹介します。

――東日本大震災で被害を受けた安積歴史博物館/旧福島県尋常中学校本館の展示品を一時退避するにあたり、深谷曻さんが代表を務めるキャリア・デザイナーズの皆様と、博物館事務局員、そして私の夫を含むボランティアの方々が協力して作業にあたりました。休憩時、深谷さんと事務局員の村田英男さん、私の夫とでキャリア・デザイナーズの活動内容の話題になった際、「学校の先生にはない、悩んでいる若者に親身になって楽しく講座を催せる人物を探している」と深谷さんが切り出すと、村田さんと夫はそれなら適任がいると私を指名したのです。その後まもなく深谷さんに正式にお声を掛けられ、今はこうして木曜日午後にボランティア講師として伴走者として活動を始めて、早6年になります。

実は、講座を一番楽しんでいるのは私です。私が享受した楽しみをこの場にいる全員に響かせることができるような、楽しさにあふれる時間を心がけています。楽しみがさらなる楽しみを呼び込み循環するような、気持ちが満たされ、参加してよかったと純粋に感じてもらえればと思います。「席に座って話を聞く」という受け取るだけの立場ではなく、私のリアクション、まわりのみんなのリアクションを感じ、参加者の笑顔が自然に発生するような、発信する力を引き出すこと 、これを大切にしています。

人と慣れていない、コミュニケーションを取ろうにも壁を感じてしまう。そう悩む若者がいます。でも些細なこと、たとえば目を見る、会話をかみ合わせる、そうしたきっかけこそが初めの一歩です。参加者の発言を拾い、さらに引き立てることが私の役目です。

現在、外に出たいと思っているけど出られないでいる、過去にあった出来事に傷つき悩んでいる若者もいることでしょう。確かに、外に出たらまた傷つくのではないかと怖くなりどうしても外に出られない、一人でいるほうが、守られている、安心だと感じるとは思います。ただ、私はあなたを受け止め、温かくて柔らかい毛布でくるまれるかのように包み込みたいと思っています。初めて人前に立つことはドキドキします。緊張します。しかしそれはあなたに限ったことではなく、当然のことなのです。恥ずかしい、気後れすると思わず、誰でもそこから始まるんだと声を大にして言いたいです。少しずつ、ゆっくりと絆を作っていきましょう。一度、見学に来てください。

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